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TOPバーコード種類と特徴

種類と特徴

JAN-13

jan13

 JANコードは、JIS (JIS-X-0501) により規格化されたバーコードで、食料品、雑貨など身近な生活用品に使われています。
 JANコードは日本国内のみの呼称で、アメリカ・カナダのUPC、欧州のEANコードと互換性があり全世界で利用できる共通コードです。
 JANコードのバーは太さが4段階あるため印字精度の高いプリンターで印字しないと安定して読み取ることはできません。また、桁数が13桁、8桁のいずれか固定のため、ユーザーが自由なデータ構成を選択することはできません。

特徴

 桁数

 13桁(13桁目はチェックデジット)

 文字

 数値(0〜9)のみ

 チェックデジット

 モジュラス10ウェイト3

コード

 国コード

 先頭2桁(日本は[49]または[45])

 メーカーコード

 7桁

 商品アイテムコード

 3桁

 商品チェックデジット

 1桁

2001年1月以降メーカーコードは7桁、商品アイテムコードは3桁となりましたが、それ以前はそれぞれ5桁のためメーカーコードが5桁、商品アイテムコードが5桁のJAN-13も混在します。

JAN-8

jan8

 JAN-13が印刷スペースに収まらない場合に短縮タイプJAN-8が使われています。JAN-8は日本だけの規格のためJAN-13と違い国外では通用しません。

特徴

 桁数

 8桁(8桁目はチェックデジット)

 文字

 数値(0〜9)のみ

 チェックデジット

 モジュラス10ウェイト3

コード

 国コード

 先頭2桁(日本は[49]または[45])

 メーカーコード

 4桁

 商品アイテムコード

 1桁

 商品チェックデジット

 1桁

UPC-A

upc-a

 UPC-AはJANの元になったアメリカ・カナダで使用されている統一商品コードです。
 UPC-Aはアメリカ・カナダで使用されているものですので、国コードはありません。かわりに、先頭1桁はナンバーシステムキャラクタと呼ばれ、「0/6/7」は商品雑貨などのソースマーキング商品。「2」は肉などの重量が一定でない商品。「3」はナショナルドラッグコードと健康関連商品コード。「4」はソースマーキングでない一般商品。「5」はクーポンに使用されています。

特徴

 桁数

 12桁(12桁目はチェックデジット)

 文字

 数値(0〜9)のみ

 チェックデジット

 モジュラス10ウェイト3

コード

 ナンバーシステム
 キャラクタ

 先頭1桁

 商品メーカーコード

 5桁

 商品アイテムコード

 5桁

 商品チェックデジット

 1桁

UPC-E

upc-e

 UPC-EはUPC-Aの短縮タイプです。キャラクタは8桁固定です。
 ナンバーシステムキャラクタ「0」は自動的に付加され、チェックデジットはシンボルキャラクタ6桁のパリティの組み合わせによって算出します。

特徴

 桁数

 8桁(8桁目はチェックデジット)

 文字

 数値(0〜9)のみ

 チェックデジット

 モジュラス10ウェイト3

コード

 ナンバーシステム
 キャラクタ

 先頭1桁

 データキャラクタ

 6桁

 商品チェックデジット

 1桁

Interleaved2of5

itf

 5本のバー (スペース) で1文字を表し、5本の内2本が太いので「2of5」と呼ばれます。
 1文字目はバー5本で表し、2文字目はスペース5本で表すという構成となっているため必ず偶数桁になります。スタート・ストップキャラクタがないかわりにスタートとストップを表すバーパターンがあります。
 非常に情報密度が高いバーコードであるため、狭いスペースに付けたり、長距離から読み取ったりする場合に有効です。ただし、情報密度が高いため「桁落ち」が発生しやすいという問題点もあります。

特徴

 桁数

 桁数制限なし(偶数桁)

 文字

 数値(0〜9)のみ

 チェックデジット

 モジュラス10ウェイト3

ITF-14

itf14

 標準物流コードの標準バージョンとして使われます。
 標準物流コードとは、梱包形態の多様化、輸送状況の複雑化にともない誕生しました。そのため、標準物流コードには商品のJANコードの内容と梱包形態 (何個入りか) が表示されています。
 16桁の拡張バージョンも存在します。

特徴

 桁数

 14桁(14桁目はチェックデジット)

 文字

 数値(0〜9)のみ

 チェックデジット

 モジュラス10ウェイト3 (1から13桁目を再計算した値)

コード

 物流識別コード

 先頭1桁

 国コード

 2桁

 メーカーコード

 5桁

 商品アイテムコード

 5桁

 チェックデジット

 1桁

NW-7

nw7

 NW-7は1972年にモナークマーキング社によって開発された比較的初期のバーコードで、4本のバーと3本のスペースで一つの文字を表すため「NW-7」と呼ばれています。
 比較的単純な構成と高精度の印刷を必要としないため、宅配便の伝票や図書館の貸し出し管理、血液管理など数字の連番印刷が必要なものに広く利用されています。

特徴

 桁数

 桁数制限なし

 文字

 数値(0〜9)、記号(-, +, $, :, /, .)

 チェックデジット

 モジュラス16

 スタートキャラクタ

 a,b,c,dのいずれか

 ストップキャラクタ

 a,b,c,dのいずれか

Code39

code39

 CODE39は1975年にインターメック社によって開発されたバーコードで、9本のバー・スペースのうち3本が太いということで「CODE39」と呼ばれています。
 数字以外にもアルファベットや記号が扱え、信頼性が高いシンボルであることから作業指示票や現品ラベルなど工場でよく利用されているバーコードです。ただし、一文字を表すのに9本のバー・スペースを用いるため、サイズも大きくなります。

特徴

 桁数

 桁数制限なし

 文字

 数値(0〜9)、英大文字(A〜Z)、記号(-, +, $, /, ., %, スペース)

 チェックデジット

 モジュラス43

 スタートキャラクタ

 *(アスタリスク)

 ストップキャラクタ

 *(アスタリスク)

CODE128

code128

 CODE128は1981年にアメリカのコンピュータアイデンティックス社によって開発されたバーコードで、アスキーコード128文字全てをバーコード化することができます。
 コンピューターのキーボードから入力できる文字全てを表すことができます。
 スタートキャラクタには「CODE-A」・「CODE-B」・「CODE-C」の3種類があり、どれを使うかによりそれ以後表すことができる文字が異なります。
 CODE128 (CODE-C) は非常に高密度のバーコードを作ることができるため、この特性を生かしたEAN-128が現在様々な業界で活用され始めています。

特徴

 桁数

 桁数制限なし

 文字

 ASCIIの全てのキャラクタ。

 数値(0〜9)、英大文字小文字(A〜Z、a〜z)

 チェックデジット

 モジュラス103(付帯文字には非表示)

 スタートキャラクタ

 (付帯文字には非表示)

 ストップキャラクタ

 (付帯文字には非表示)

GS1-128(UCC/EAN-128)

EAN-128

 CODE128を一定の規則でキャラクタ配列することを規定し、全世界共通で利用できるようにするためのバーコードとして制定されました。
 重量、賞味期限など表したい情報を区別するために「アプリケーション識別子(AI)」を付け、その後にデータが続く構成になっています。アプリケーション識別子は100種類ほどあり、その後に続くデータはあらかじめデータの桁数が決まっているものと桁数が不定のものがあります。
 現在では、医療製品やコンビニエンスストアなどのデータ標準化に利用されています。

特徴

 スタートキャラクタの次にFNC1

 「アプリケーション識別子(AI)」が含まれる (AIは2桁〜4桁の数字キャラクタ)

 AIはAIに続くデータフィールドの属性を表す

 AIはAIに続くデータフィールドの桁数を定義付けしている

 データフィールドの桁数には固定長と可変長がある

 可変長のデータの終端にはFNC1が付与される

 (最後のデータ部には付与されません)

 AIは付帯文字では()で表示される

 「スタートキャラクタ」、「ストップキャラクタ」、「チェックデジット」は付帯文字には非表示

 「スタートキャラクタ」、「ストップキャラクタ」、「チェックデジット」はデータには非出力

GS1 Databar(RSS)

gs1-128
rss14

 国際流通標準化機関であるGS1(本部ベルギー)が定めた標準バーコードの1つです。
 GS1 Databarには7種類のシンボルがり、@表示スペースが小さいこと、A商品識別コード (GTIN) 以外の情報を表示できるシンボルがあることの2つが大きな特徴です。
 一般消費財への世界的な本格導入は2014年からとし、それまでは各国の判断で随時使用することになりました。日本ではアプリケーション開発と実証実験を継続することになっています。

特徴

 他の一次元バーコードよりも面積が小さい

 「GS1 Databar」、「GS1 Databar Limited」、「GS1 Databar Limited Expanded」の3種類

 GS1 Databarは次の4種類のバージョン
 ・GS1 Databar Omnidirectional
 ・GS1 Databar Truncated
 ・GS1 Databar Stacked
 ・GS1 Databar Stacked Omnidirectional

 GS1 Databar Limitedはデータキャラクタは数字のみ14桁でGTINとして使用します
 (先頭2桁は梱包インディケータで(01)として使用)

 GS1 Databar Expandedは次の2種類のバージョン
 ・GS1 Databar Expanded
 ・GS1 Databar Expanded Stacked

QRコード

qr

 QRコードは、高速読取りを重視したマトリクス型2次元コードとして、株式会社デンソーウェーブにより開発されました。
 QRコードを構成する最小の単位 (白黒の正方形) をセルといいます。このセルの組み合わせでQRコードは表され、位置検出パターン・タイミングパターン・フォーマット情報・データ及び誤り訂正符合から構成されています。
 QRコードは、オリジナル仕様のモデル1。位置補正機能を高め、大容量データにも対応した機能拡張仕様のモデル2。大量のデータを必要とせず、印字面積を小さく抑えるためのMicroQRCodeの3種類があります。

特徴

 データ容量

 最大7,089字
 (バージョンや誤り訂正レベルにより異なる)

 文字

 数字(0〜9)、英大文字小文字(A〜Z、a〜z)、特殊文字、
 JIS8ビットキャラクタ(半角カナ)、シフトJIS(漢字、かな)

 誤り訂正

 L(7%)、M(15%)、Q(25%)、H(30%)9

利点

 データを小さな面積で表示可能

 コスト軽減

 漢字、かなを使用可能

用途

 工業製品の部品や基盤のラベル

 携帯電話 (カメラ機能でホームページへの誘導)

 会員証での受け付け (日本語の利用可能)

DataMatrix

datamatrix

 DataMatrix (データマトリクス) は、マトリクス型の2次元コードで、1987年にアイディマトリックス社により開発されました。日本ではデータコードとも呼ばれています。
 L字型のアライメントが特徴で、その反対側にL字型にクロックがマーキングされています。そしてアライメントとクロックの中がデータ領域で、セルと呼ばれる点でエンコードされています。

特徴

 データ容量

 数字のみで3,116字、英数字2,335字、バイナリ1,556字
 (セルサイズにより異なる)

 文字

 ASCII、C40、Text、Base256、X12、EDIFACT

 セル数(正方形)

 10×10から144×144の24種類 (セル数は偶数)

 セル数(長方形)

 8×18から16×48の6種類 (セル数は偶数)

 誤り訂正

 ECC200 (リード・ソロモン符号による誤り訂正)

利点

 データを小さな面積で表示可能

 コスト軽減

 漢字、かなを使用可能

用途

 電子機器の輸入製品など (海外で広く普及)

 工業製品の部品や基盤ラベル

TOPバーコード種類と特徴